Original (English):https://youtu.be/IAmlZ3VoZdE

第3回 京都大学 − 稲盛財団合同京都賞シンポジウム
http://kuip.hq.kyoto-u.ac.jp/
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/158
2016年7月10日

[数理科学分野]
クリスチアヌ ルソー (Christiane Rousseau)
モントリオール大学数学統計学科、数学研究センター 教授

講演テーマ
「惑星地球の数学」

地球は大気と海洋と気候を有する複雑な惑星である。人類は地球を数百万もの生物種と共有しているが、その中には侵略的な種もあれば、絶滅の危機に瀕している種もある。だが、それが数学とどのようなつながりがあるのだろうか。数学はこの惑星を理解し、管理するのに役立つことができるのだろうか。さまざまな科学的問いに答えるのに数学がどれほど寄与できるかを知ったら、皆さんはきっと驚くだろう。私たちは数学的なツールを使って、地球の歴史を発見し、その内部を探索し、気候を研究し、生態系(エコシステム)を管理するための戦略を構築することができる。数学はまた、地球とそこに生息する生物が直面する伝染病や地球温暖化、海水面の上昇、人口の増加などの危険を理解する一助にもなる。

この動画は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス“Attribution-NonCommercial-ShareAlike (CC BY-NC-SA)”が付与されています。 私的学習のほか非営利かつ教育的な目的において、適切なクレジット表記をおこなうことで、共有、転載、改変などの二次利用がおこなえます。 コンテンツを改変し新たに教材などを作成・公開する場合は、同じライセンスを継承する必要があります。 詳細は、クリエイティブ・コモンズのウェブサイトをご参照ください。