
Original (English):https://youtu.be/UrtFDFwvPq4
第3回 京都大学 − 稲盛財団合同京都賞シンポジウム
http://kuip.hq.kyoto-u.ac.jp/
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/158
2016年7月10日
[数理科学分野]
ジェフリー C. ラガリアス (Jeffrey C. Lagarias)
Human Longevity, Inc.
J. Craig Venter Institute
Synthetic Genomics, Inc.
博士
講演テーマ
「数学とテクノロジー ―過去と未来」
コンピューター、コミュニケーション、インターネットが発展するうえで、数学は重要な補助的役割を果たしてきた。1959年、物理学者の ユージン・ウィグナーは「自然科学における数学の不合理なまでの有効性」という有名な言葉を残している。講演では、製品やプロセスにおいて数学が目に見えないかたちで使用されている例をいくつか紹介し、その有効性がもたらす結果を検証する。また、30年間にわたってベル研究所で産業研究開発を行ってきた経験についてお話しする。さらに、理論的にも実践的にも驚くべき発展につながったベル研究所での数学者を取り巻く環境について説明する。ユニバーサルコミュニケーションと結び付いたコンピューターの力は、より大きな社会での相互作用を変化させてきた。講演では、こうした発展が、数学の実践、数学者の思考、数学者の可能性にどのようにフィードバックされるかについても論議していく。
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