本実験は竜巻発生の模擬実験である。竜巻は積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状の上昇気流であり、トルネードとも呼ばれる。扇風機で上昇流を再現し、また、対に位置しているスリットの存在により、下層の渦巻き状の空気の流れを作り出している。現実の竜巻では雲底から伸びる漏斗雲が特徴的であるが、これは空気中の水蒸気が凝結したもので、これの存在により竜巻が可視化されている。空気の流れは目に見えないため、本実験では、空気の流れの可視化のため霧発生装置で霧により動きが見えるようにしている。

■その他の実験動画
http://www.eps.sci.kyoto-u.ac.jp/research/introduction/02/index.html

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本動画は2015年度のガイア祭で撮影されたものです。ガイア祭は京都大学学園祭「11月祭」において、地球惑星科学専攻の学生が中心となって実施している、地球惑星科学の体験・演示イベントです。

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