家庭ごみを研究する浅利美鈴准教授。学生の頃、大学キャンパスからも大量のごみが出されることを知って以来、ゴミの行く末に関する研究やゴミ0を目指す活動を活発に続けてきた。
浅利さんは、便利な消費社会になるにつれて、無駄が増え、失ったものもあるのではないか、と思っている。私たちが失ったものをほんの少し取り戻してくれる「スーパー環境教材」を紹介する。

「ごみ」が研究テーマで、ごみから見た社会や暮らしのあり方を提案する。家庭から出る有害なごみなどを対象に、物質フローや消費者行動のモデル化を行う。大学の環境管理も研究し、京都大学で全員参加型のエコキャンパス化を目指している。

研究活動の傍ら、ライフワークとして市民への啓発・教育活動にも力を注いでいる。京都大学在学中に「京大ゴミ部」を立ち上げ、「京都ごみ祭」を開催。2005年からは、京都議定書達成に向けた「びっくり!エコ100選」を高島屋で開催し、驚きのエコな話題を100個集めて来店客へ公開した。国や地方自治体の各種委員も務める。

This talk was given at a TEDx event using the TED conference format but independently organized by a local community. Learn more at http://ted.com/tedx