第16回京都大学附置研究所・センター シンポジウム 京都大学熊本講演会
京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて「未知の原野を行く コロナ禍を越えた新しい世界へ」
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/course/1062/

「類人猿たちの『ソーシャルディスタンス』」
德山 奈帆子 霊長類研究所 助教

チャプター
00:00 | 自己紹介
03:57 | チンパンジーとボノボの群れの仲間との「付き合い方」の違い
25:26 | ヒトの「付き合い方」 - 特徴は柔軟性

私たちはこの一年、人との「距離感」を考える生活を送ってきました。人と接する機会が減って辛いと感じる人もいますし、逆にそれが快適だという人もいます。面白いことに、どちらもヒトと最も近い動物であるチンパンジーとボノボでは、個体同士の距離感が大きく違います。必要な時に好きな個体といるけれど、一人気ままに過ごすことも多いチンパンジーと、寂しがりやでいつも誰かと一緒にいたいボノボ。その違いがどのように生まれてきたのか、おはなししたいと思います。

2021年3月6日
くまもと森都心プラザホール
京都大学研究連携基盤

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