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2020年12月5日18時ごろ(日本時)、京都大学岡山天文台のせいめい望遠鏡は小惑星探査機「はやぶさ2」の「帰還カプセル」の撮影に成功しました。

画面中央の小さい光点が「帰還カプセル」です。
その左側に画面左に動いていく光点が「はやぶさ2」です。
「帰還カプセル」の位置は下記ページで確認してください。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/general/facilities/okayama/2020/12/05/…

撮影時刻 2020.12.05 18:04-19:30 17フレーム 各フレーム露出時間 300秒
画像上が天の北極方向
カプセルの動きに合わせて望遠鏡を動かしています。視野 11’x6’

クレジット:京都大学岡山天文台/東京大学
京都大学大学院理学研究科附属天文台 ウェブページ利用規約 にしたがいご利用ください。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/observation/data_policy/

詳細:京都大学岡山天文台 「はやぶさ2」と「帰還カプセル」を捉える
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/general/facilities/okayama/seimei_tel/…

この観測は「おかえりはやぶさ2観測キャンペーン」(主催:JAXAはやぶさ2プロジェクト、日本惑星協会、日本公開天文台協会)の一環としておこないました。観測に必要な「はやぶさ2」「帰還カプセル」の位置情報は「おかえりはやぶさ2観測キャンペーン」より提供を受けました。
おかえりはやぶさ2観測キャンペーン http://planetary.jp/Haya2-Special/projects/hayabusa2-serv.html

使用した観測装置は、東京大学との共同開発中の3色同時撮像カメラ TriCCS(トリックス)です。TriCCSは、超新星爆発、恒星フレアや激変星等の観測を目的に3つの波長を同時に撮像が可能な観測装置です。今回は、TriCCSの性能確認を目的に3つの波長のうちgバンド(400-550nm)の波長で撮像しました。