
2016年度アフリカセンター公開講座
「アフリカ地域研究資料センター設立30周年記念公開講座:アフリカから学ぶこと」
第2回 2016年11月26日(土)
金子 守恵(京都大学アフリカ地域研究資料センター 准教授)
「エチオピアの女性職人から学ぶこと――土器つくりの技法と暮らしの変遷」
アフリカの多くの地域では、調理具としての土器を専業的に製作している女性職人がいます。そのなかでもエチオピアの女性土器職人に注目し、彼女たちが親族のネットワークなどをつかい状況に応じて生活の拠点を変更しながら土器を製作して暮らしている様子について紹介したうえで、これまで培ってきた在来の技法によって、自らの生活や社会的な状況を改変する姿についてお話しします。
金子 守恵(かねこ もりえ):京都大学アフリカ地域研究資料センター 准教授
1974年北海道生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了、博士(地域研究)。アフリカのものつくりをめぐる在来の技法について研究。 主な著書に『土器つくりの民族誌』(昭和堂、2011)など。
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https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/173
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