このビデオは、2015年12月26日(土)に京都大学百周年時計台記念館で行われた、第5回 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)合同シンポジウム「実感するサイエンス」(主催:京都大学iCeMS)での講演の様子です。
WPIプログラムは、優れた研究環境と高い研究水準を誇り、世界から第一線の研究者が集まる 「目に見える」研究拠点の構築を目指す文部科学省の事業です。本シンポジウムは、主に高校生を対象に、最先端の科学とその魅力を伝えるため、WPIプログラムに採択されている全国9つの拠点が合同で開催し、今回は約400名を超える参加がありました。

イベント報告記事:
http://www.icems.kyoto-u.ac.jp/j/pr/2016/01/26-tp.html.html

講演要旨:
京都大学 物質ー細胞統合システム拠点(iCeMS:アイセムス)
永田 紅 助教「コレステロールは憎まれ役?」

 フライドチキンやアイスクリームを食べたいけれど、コレステロールが気になるなあ、と思ったことはありませんか?世間では、コレステロールは体に悪い、という思い込みがあります。しかし、コレステロールは私たちの体にとってなくてはならない成分で、たとえ食事から摂らなくても、体の中でも作られているのです。コレステロールは、多すぎても少なすぎても健康を保てません。そこで、その濃度は非常に巧妙に調節されています。よく耳にする「善玉コレステロール(HDL)」と「悪玉コレステロール(LDL)」はなにが違うのでしょう。動脈硬化症を予防する「善玉コレステロール」はどのようにして作られるのでしょう。細胞や分子のレベルで見てみたいと思います。

他の講演はこちらからご覧いただけます。
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/146/video

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