「京都学派」以来100年続く生きた哲学の実践

西田幾多郎や田辺元ら「京都学派」と呼ばれる哲学者を多く輩出してきた京都大学。100年以上の長きにわたり、生きた哲学の実践を重視した研究を続けてきました。近年では、その非西洋的でオリジナルなアプローチに注目が集まり、海外でも京都学派を再評価する動きが広がっています。気候変動やパンデミックなど変化が激しく、これまで根幹をなしていた価値や基準が通用しない答えのない現代。「哲学」は、今まで以上に社会に求められるようになっています。科学哲学、生命倫理学などへも広がりを見せる京大の哲学者たちの思索の一端に触れてみませんか。
特集は毎月1日に更新します。

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