京都大学 第5回 京都こころの会議シンポジウム こころとコロナ危機
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/course/991/

「コロナ危機と心理療法」
田中 康裕(京都大学大学院教育学研究科 教授)

00:00 講師紹介
00:55 異常性バイアス?
09:34 トラウマとは「出来事の見方」である
16:58 オンラインによる心理療法
23:29 心理療法:解離ウィルスへのワクチン療法
31:24 現代の心理療法とコロナ危機
44:33 日本的なこころの在り方とコロナ危機

2021年2月21日
オンライン(Zoom)開催

京都大学OCW
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/

【概要】
2015年4月に発足した「京都こころ会議」は、科学技術の進歩や経済のグローバル化により、複雑化した世界に生きる人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、「こころ」についての新しい理解をKyoto Kokoro Initiativeとして世界に向けて発信します。
今年度は、今の危機的状況のこころにとっての意味を問う必要があろうという認識から、「こころとコロナ危機」というテーマで、2月にシンポジウムを開催することになりました。コロナ危機は、こころにどのような影響を与えるのか、こころにとってどのような意味があるのかを、医学、仏教学、心理学と様々な見方から問うことができればと思います。

【プログラム】
開会の言葉
河合俊雄(京都大学こころの未来研究センター センター長)

講演①「Withコロナ時代の見取り図」
山本太郎(長崎大学熱帯医学研究所 教授)

講演②「仏教のこころ観から考えるコロナ危機」
熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター 准教授)

講演③「コロナ危機と心理療法」
田中康裕(京都大学大学院教育学研究科 教授)

総合討論
山本太郎、熊谷誠慈、田中康裕、河合俊雄

閉会の言葉
時任宣博(京都大学 研究、評価、産官学連携担当 理事・副学長)

主催:京都大学こころの未来研究センター
後援:公益財団法人 稲盛財団
共催:京都大学人社未来形発信ユニット

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