いのちと暮らしを守る地震防災研究

2024年1月1日、石川県能登地方でマグニチュード(M)7.6、最大震度7の地震が発生しました。日本の周辺では、世界で起こるM6以上の地震のおよそ2割が発生しており、「地震大国」とも言われています。地震は、揺れによる家屋倒壊や崖崩れ、津波、火災などを引き起こし、揺れが収まった後も避難や復興に悪影響を及ぼすなど、空間・時間的に被害の様相が変わる複合的な災害です。京都大学では、1951年に設立された防災研究所を中心に、工学、地球科学などによるメカニズム解明や災害への備えに関する研究だけでなく、情報学、社会心理学など幅広い観点で地震・防災研究を展開しています。
 特集は毎月1日に更新します。

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